プライベートエクイティファンドに転職するためのお薦め本2

プライベートエクイティファンドへの就職・転職における選考プロセスについては下記別記事において例示しているが、その中での面接スキルチェックにおいてはそれなりのレベルを要求されることがあるため、事前に書籍等で専門的な業界知識や財務知識、経営戦略や論理的思考の手法を学んでおくことは選考において有利となるだけでなく、シビアな選考の中で心に余裕をもたらしてくれる。

本記事では、私が選考の過程で参考にしたもの及びその後業務の中で役に立ったもののうち、経営戦略に関する書籍及び論理的思考能力に関する書籍をご紹介する。

経営戦略に関する書籍

経営戦略については、数々の書籍が出版されており、全てを読む必要はないが、戦略コンサルティングファーム出身者もおすすめしていた書籍を一覧でご紹介する。

 

以下は、言わずと知れたマイケル E.ポーターの競争戦略論である。非常に内容が多く、2冊にわたっているのでエッセンシャルだけをつかみたい方は、マイケル E. ポーターと近く仕事をしていたジョアン・マグレッタ著のエッセンシャル版を読まれると概要をつかむことができる。

 

MBAの教科書として良く採用されているジェイ・B・バーニーの企業戦略論である。古い本ではあるものの、示唆に富んだ内容であり、こちらもボリュームはあるものの非常に勉強になる本である。

戦略論の大家、リチャード・P・ルメルト著の戦略論に関する本も非常におすすめである。こちらは、某国内大手プライベートエクイティファンドの代表パートナーも推薦しており、一読する価値はある書籍である。 

その他、アフィリエイトサイトのようになってしまうので、リンクは割愛するが、ビジョナリーカンパニーシリーズやブルーオーシャン戦略シリーズ、クレイトン・M・クリステンセンの著書が良く読まれている印象である。

論理的思考能力に関する書籍

論理的思考能力については、戦略コンサルへの就職サイト等によく紹介されている書籍がPE業界でも良く読まれている。一応挙げておくと以下のものである。 

 

以上がプライベートエクイティの面接にあたっての知識獲得のために一読をお勧めする書籍である。別記事では、プライベートエクイティ業界に関する書籍及び財務知識に関する書籍をご紹介しているので、ご興味のある方はご参考にしていただきたい。

 

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