【育児・出産】出産前に父親ができること・やるべきこと

これから父親になられる方は、非常に大きな不安を抱えておられる一方で、出産までに何を準備すれば良いのか見当もつかず、具体的に行動に移されていない方も多いと思われる。実際私もそうだったのであるが、第一子が生まれてある程度落ち着いてきたので、第二子の際に慌てることのないよう自分自身の備忘録も兼ねて、これから父親になる方々へのご参考になるように、出産前に父親としてするべきことをまとめておく。

出産前に父親ができること・やるべきこと

めでたく妊娠が確認できた瞬間から、出産予定日までにやるべきことがどんどん迫ってくる。初めての場合はなおさら、仕事が忙しい中で不慣れなことに立ち向かうのは非常に骨が折れるものであり、奥さんの体調や気持ちも変動しやすくなるため、男性側でも対応できることは率先してサポートするのが父親としての最初の責務かと思う。今後の幸せな夫婦生活、家族生活のためにも以下の情報がご参考になれば幸いである。

妊娠の確認を病院でする

現在の妊娠確認薬は非常に精度が高く99%以上の確度で妊娠を確認することができるようであるが、正常な妊娠であるかどうかの確認を含めてできるだけ病院で正式に診断をしてもらうことをおすすめする。このときに行く病院は、出産する病院となるわけではないので、居住地の近くの産婦人科であれば特に問題ない。

但し、あまりに早く行くと診断ができないこともあるらしく、生理の予定日の1~2週間後に行くのが良いとされている。父親という観点からは、診断の際に大まかな週数も確認できるため今後のスケジュールを検討しやすくなること、改めて感動を夫婦間で共有できることから一緒に病院へ行くことが良いのではと思う。また、この診断以降出産にかかる妊婦検診は全て保険適用外となるので、後述する妊婦健康診査受診票が利用できるまでは、特に何か不安な事項がない限り通院する必要はないと考える。

出産する病院を決める

次に出産する病院をどこにするか、つまり現在の居住地の近くで産むか里帰り出産をするかを決める必要がある。里帰り出産をする場合は、予定日の1か月前程度から実家に帰省して、そのタイミングから出産する病院に通院する場合もあるが、基本的には出産する病院で妊婦検診を受けることをおすすめする。理由としては、何もないに越したことはないが、妊婦検診時に何かがあった場合等でそれが出産に影響を与える場合、出産時における対応をスムーズに連携してもらえるという点が挙げられる。

病院選びについては、アクセスがしやすいか、医師や助産師の評判はどうか、新生児治療に強いかどうか、無痛分娩に対応しているかどうか、LDR(陣痛分娩室:Labor Delivery Recovery)を利用できるか、出産後の入院期間はどの程度か、入院時の個室は選べるか、病院食は美味しいか等いくつも検討すべき項目があるが、夫としてはあまり口出しできる点はなく、奥さんが納得した選択ができるように情報を提供し、後述する出産費用を捻出できるように仕事を頑張るのみである。

一点だけ経験者が申し上げるとすると、立会出産ができる病院を選ぶべきだと思う。実際に立ち会うかどうかは、業務等の都合や夫婦間の方針があると思うので夫婦で話し合って決めるべきだと思うが、(詳細は別途記事にするかもしれないが)個人的には立ち会って非常に良かったので、選択肢として残すことを強くおすすめする。

妊娠届を提出し母子健康手帳等を受け取る

妊娠届を住民票のある自治体の窓口で届出を行うことで母子健康手帳をはじめとする出産までに必要な様々なものを受領することができる。例えば、妊婦健康診査受診票(妊婦健診を公費の補助で受けられる受診券、14枚分)や両親学級の紹介等各自治体における出産に関するサポート情報がもらえるため、早めに妊娠届を提出することをおすすめする。

なお、妊娠届には医師の診断書は基本的に不要で、妊娠を確認した病院名や医師名を記載するだけで届出が受理される。また、父親という観点からは、同世帯であれば委任状なく提出できるので母親のサポートとして代わりに届出をすることができる。

若干余談ではあるが、母子健康手帳は日本の乳児死亡率を世界一低くした理由としても評価されているようで、小さくそれほど厚みのあるものではないが、父親も読むべき内容が記載されているので、一度通読しておくことが良いと考える。

二人の時間を有効に使う計画をする

これは経験者であるからこそ強く思う事柄であるが、子供が生まれると基本的に子供が優先されるので、高級レストランや映画館等子供がいると行けない場所、海外等の長時間の移動をする必要がある旅行、花火大会や夜だから楽しめる場所等子供が寝る時間に行く必要のある場所は、出産後1~2年間は行けないと思っていたほうが良い。

加えて、今後は家族での行動になる。子供が寝静まったとき以外は二人の時間はほとんどないと言ってよいので、そういう意味でも二人の時間を大切にするべきである。

以上観点から、奥さんの体調次第ではあるものの、出来る限り二人での想い出を作るべく出産までの間の時間を有効に使う計画をすることをおすすめする。

母親の栄養管理をサポートする

胎児は母親から栄養を得る。つまり健康な赤ちゃんのためには母親が適切に栄養を取る必要がある。それには父親のサポートも必要となる。もちろん母親としても食事に気を付けて取るようになると思われるが、一方で自分が食べたいものが食べられなかったり、アルコールやカフェインの摂取を禁じられると、それがストレスとなって知らず知らずのうちに通常よりも過度に糖分や油分を取るようになったり、ビタミンやミネラル類が不足するような食生活になりやすい。

その点を客観的に父親がサポートすることが個人的には重要と考えている。私は、一緒に食事をする際はバランスの良い食事を取るようにしたり、(口うるさくならない程度に)どういう食事をしているか聞いてみたり、サプリメントをすすめてみたりしていた。特に妊婦が不足する栄養素である葉酸や鉄分、カルシウム等のミネラル類は、食事のみでの充足は難しい場合もあるので、サプリメントの併用が良いと考えている。加えて、子供の脳の成長に寄与すると言われているのが、DHAの摂取である。こちらも魚を積極的に取るほかサプリメントでの補給が良いと考えている。

私が実際に利用しているサプリメントこちらの記事にご紹介しているので、気になる方はご覧いただければと思う。

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妊娠線予防クリームを塗る

妊娠線とは、「妊娠によりおなかが大きくなっていく中で、皮膚が急激に引き延ばされるものの真皮や皮下組織は伸びにくいため断裂してしまって起こる赤紫の線状の痕」とのこと。原因は大きくふたつあるようで、ひとつは皮膚が急に伸びること、もうひとつはステロイドホルモンの影響で妊娠中は肌の弾力が極端に衰えている状態であることが挙げられる。以上のふたつの理由から、胎児が成長する過程で皮膚断裂が起こりやすく妊娠線ができてしまう。また、妊娠線は一度できると完璧に消し去ることはできず、美容皮膚科のレーザー治療を受ければ薄くすることはできるようであるが、確実に消せるとは限らないとのこと。

そのため、奥さんにとっては自分自身のことであるし、また夫にとっても今後の夫婦生活の観点から、妊娠線の予防は重要である。

妊娠線の予防としては妊娠線予防クリームを塗ることによる保湿がひとつの方法であり、これは奥さんが自分でやられることも多いと思うが、スキンシップのひとつの方法として、またお腹の中の赤ちゃんに話しかける良い機会と捉えて父親が塗ることをおすすめしたい。

両親学級に参加する

自治体や出産予定の病院が主催する両親学級への参加は、父親としての自覚や夫婦間のコミュニケーションのためにも参加をおすすめする。

良くある妊婦体験や講義の内容は正直申し上げてそこまで意義を感じられなかったが、赤ちゃんのお風呂体験と、グループワークによるその地域の同世代の親たちとの交流は意味があった。グループワークは同じ地域で出産予定日が近い方たちが集まるので、出産後も地域の児童施設で会うことになることから、情報交換等のためにも交流しておいて損はないように思う。

出産費用の概算をする

出産までには多くの費用が掛かる。妊婦検診費用や分娩費用だけでなく、入院費や通院にかかる交通費、陣痛時のタクシー代など基本的には出産一時金を上回るような金額がかかる。子供が生まれてからは次の項目で記載するように多くのモノが必要となり、お金をかければキリがなくなってくるので、父親としては資金計画をしっかりと立てておくことが心と生活の余裕につながる。

また、これらの費用は医療費控除制度を利用することにより、確定申告で一部還付金が得られるので、しっかりと領収書等を残しておくことが重要である。補助金等を含めた出産後の手続きについては別記事にまとめる予定である。

出産後に必要なものをリストアップして購入を始める

出産後にはたくさんのものが必要になるが、生まれてから検討し始めると意外と時間がなく適当なものを高い値段で買ってしまうことになりかねない。出産までには半年以上の時間があると思うので、必要なものはリストアップして計画的に購入していくことが良いと思われる。その中には、出産祝いでもらうことになるものも多く、特におくるみやスタイなどの定番品はもらう頻度が高い。すぐに買えるものではあるので、必要最低限の数を買っておくことで問題ないように思う。私が事前に購入したもの、その中で役に立ったもの、購入するまでは必要なかったように思ったものは別途記事にまとめる予定である。

 

以上が個人的に父親として出産までにできること・やるべきことの一覧である。次の記事では、出産時に父親ができること・やるべきことをまとめたい。

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